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SEO対策ツールおすすめ12選|無料と有料の比較と選び方

SEO対策ツールおすすめ12選|無料と有料の比較と選び方

SEO を任されたものの、SEO対策ツールは名前ばかりが多く、どれから入れればよいか迷っていませんか。無料の Google のツールで足りるのか、有料ツールに毎月払う必要があるのかも、比べる材料が無いと決められません。

この記事でわかること

  • SEO対策ツール12個の料金と、何が分かるかの一覧
  • 無料のツールで分かること・分からないこと
  • 自社に合うツールの選び方と入れる順番
  • ツールで自社サイトを点検する手順
  • Shopify・Wix・STUDIO などサイト作りの道具ごとの SEO の設定

SEO対策ツール12選の一覧

SEO 対策ツールは、検索での見られ方・検索される言葉・サイトの問題・順位を、数字で見る道具です。Google が無料で出しているものと、各社の有料のものがあります。

ツール 種類 無料か有料か 料金 何が分かるか 公式サイト
Google Search Console 自社サイトの分析 無料 無料 検索での表示回数・クリック数・掲載順位、Google に登録されているか search.google.com
Google アナリティクス 4 自社サイトの分析 無料(有料版の Analytics 360 もある) 無料 サイトに来た人の動きと、問い合わせなどの成果 marketingplatform.google.com
キーワードプランナー キーワード調査 無料(Google 広告のアカウントで使う) 無料 言葉の候補と、月間検索数の見積もり business.google.com
ラッコキーワード キーワード調査 無料プランあり・有料 月660円/990円/2,475円(月払い・税込) 検索の候補(サジェスト)、関連する言葉、検索数 rakkokeyword.com
PageSpeed Insights サイトの点検 無料 無料 表示の速さと Core Web Vitals、改善の候補 pagespeed.web.dev
リッチリザルト テスト サイトの点検 無料 無料 構造化データが Google の特別な表示に合っているか search.google.com
Screaming Frog SEO Spider サイトの点検 無料版あり・有料 年245ユーロ(1ライセンス) リンク切れ・重複・タイトルの抜けの一覧 screamingfrog.co.uk
GRC 順位の計測 無料版あり・有料 月495円/990円/1,485円/1,980円/2,475円(税込) 狙う言葉の毎日の順位 seopro.jp
Ahrefs 総合と競合の分析 無料プランあり・有料 月4,460円〜23万900円(税抜) 他社サイトの被リンク・検索される言葉・順位(推定) ahrefs.com
Semrush 総合と競合の分析 無償版あり・有料 月139ドル/199ドル/299ドル(月払い)・Advanced は要問い合わせ 他社サイトの検索される言葉・順位、サイトの診断 ja.semrush.com
Keywordmap 総合と競合の分析 有料(7日間の無料トライアル) 公式サイトに金額の記載なし(資料・問い合わせ) 競合と市場の分析、キーワード調査、記事づくりの支援 keywordmap.jp
ミエルカSEO 総合と競合の分析 有料(無料トライアルあり) 公式サイトに金額の記載なし(資料請求) 検索意図ごとの言葉の分類、競合の分析、記事づくりの支援 mieru-ca.com

2026年10月22日時点の各公式サイトの情報です。通貨と税込・税別は、各公式サイトの表示のとおりです。

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SEOツールの5つの種類

SEO ツールは、何の数字を出すかで5つに分かれます。種類が違えば、見える数字も違います。

SEOツールは「5つの種類」に分かれる

種類 分かること この記事のツール
キーワード調査 検索される言葉と、その回数 キーワードプランナー・ラッコキーワード
サイトの点検 直す所の候補(速さ・構造化データ・リンク切れ) PageSpeed Insights・リッチリザルト テスト・Screaming Frog SEO Spider
順位の計測 狙う言葉の、毎日の順位 GRC
総合と競合の分析 他社のサイトの推定の数字 Ahrefs・Semrush・Keywordmap・ミエルカSEO
自社サイトの分析 自社の実際の数字(無料) Google Search Console・Google アナリティクス 4

5つのうち、自社の実際の数字を出すのは自社サイトの分析の種類だけです。ほかの4つは、言葉の候補・直す所・順位・他社の様子といった、判断の材料を足す道具にあたります。

Googleの無料ツール

自社サイトの数字は、Google が無料で出している2つのツールで見られます。Search Console は検索結果の中で起きていること、GA4 はサイトに来てから起きていることを担当します。

Google Search Console

Google 検索での自社サイトの表示回数・クリック数・掲載順位が分かります。ページが Google に登録されているかも確かめられます。Google のヘルプでは「Google の無料サービス」と案内されています。登録しなくても検索結果に出ることはありますが、登録すると Google がサイトをどう見ているかを確かめられます。

最初に開くのは次の3つのレポートです。

  • 検索パフォーマンス:どの言葉(クエリ)で何回表示され、何回クリックされたか、平均で何位か
  • ページのインデックス登録:Google に登録されたページと、登録されなかったページとその理由
  • URL 検査:1つの URL を入れて、登録されているかを確かめ、登録をリクエストする

このほか、サイトマップの送信、リッチリザルトのレポート、問題が見つかったときのメール通知があります。Core Web Vitals(読み込みの速さ・操作への反応・表示のずれの指標)のレポートもあります。

項目 内容
何が分かるか 検索パフォーマンス(クエリ・表示回数・クリック数・掲載順位)、インデックスの状況、URL 検査、Core Web Vitals、リッチリザルト
料金 無料(Google の無料サービス)
提供会社 Google
公式サイト search.google.com

Google アナリティクス 4

サイトに来た人が、どのページを読み、問い合わせまで進んだかが分かります。Search Console は「検索結果で選ばれたか」を見ます。GA4 は「サイトに来てから何をしたか」を見ます。2つを並べると、検索から来た人が問い合わせにつながったかまで追えます。

項目 内容
何が分かるか サイトやアプリでの利用者の動き、問い合わせなどの成果
料金 無料(有料版の Analytics 360 もある)
提供会社 Google
公式サイト marketingplatform.google.com

無料のツールで分からないこと

無料の Google のツールで見られるのは、自社のサイトの数字だけです。他社のサイトがどの言葉で何位にいるかは、Search Console にも GA4 にも出てきません。他社がどこから被リンクを受けているかも同じです。

もう1つの違いは、数字の出どころです。Search Console の表示回数やクリック数は、Google が自社サイトについて持っている実際の数字です。有料ツールの検索回数や他社の流入は、推定の数字です。Ahrefs のヘルプにも、SEO ツールの検索ボリュームは推定だと書かれています。正確なデータを持つのは Google だけ、という説明です。

このため、自社の成果は Search Console の数字で測り、他社との比較には有料ツールの数字を使います。有料ツールに自社サイトを入れると、Search Console と数字がずれます。推定の仕方が違うためで、どちらかが壊れているわけではありません。

キーワード調査のツール

検索される言葉と、その回数を調べる道具です。記事やページで狙う言葉を決める前に使います。

キーワードプランナー

言葉の候補と、月間検索数の見積もり、広告を出したときの平均費用が分かります。Google のページでは「無料のリソース」と案内されていて、Google 広告のアカウントがあれば使えます。

使う前に、Google 広告のアカウントの設定を終える必要があります。基本の機能を使うには、お支払い情報の入力が要ります。検索数がとても少ない言葉や、デリケートな言葉は表示されません。

項目 内容
何が分かるか 言葉の候補、月間検索数の見積もり、広告の平均費用
料金 無料(Google 広告のアカウントが要る)
提供会社 Google
公式サイト business.google.com

ラッコキーワード

1つの言葉を入れると、検索窓に出る候補(サジェスト)をまとめて取り出せます。Google だけでなく、YouTube・楽天・Amazon などの候補にも対応しています。関連する言葉の取得や、他社サイトが獲得している言葉の調査もできます。検索順位のチェック、上位ページの見出しの抽出、検索数の一括の調査にも対応しています。

項目 内容
何が分かるか サジェスト、関連する言葉、獲得している言葉、検索順位、上位ページの見出し、検索数
料金 エントリー 月660円/ライト 月990円/スタンダード 月2,475円(月払い)。年払いは7,920円/1万1,880円/2万9,700円。いずれも税込
無料で使える範囲 フリープラン(週50クレジット・関連する言葉は最大500件など)
提供会社 ラッコ株式会社
公式サイト rakkokeyword.com
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サイトを点検するツール

サイトの作りに問題が無いかを見つける道具です。表示の速さ、構造化データ、リンク切れやタイトルの抜けを、ページを1つずつ開かずに確かめられます。ここで見つかるのは直す所の候補までで、直す作業は別にあります。

PageSpeed Insights

URL を1つ入れると、スマホとパソコンでの表示の速さと、改善の候補が出ます。結果は2種類あります。実際の利用者のデータ(過去28日間)と、Lighthouse という仕組みで試しに読み込んだデータです。

Core Web Vitals は、読み込みの速さ(LCP)、操作への反応(INP)、表示のずれ(CLS)の3つです。試験のデータには、パフォーマンス・ユーザー補助・ベスト プラクティス・SEO の4つのカテゴリの点数も出ます。

項目 内容
何が分かるか 表示の速さ、Core Web Vitals(LCP・INP・CLS)、4つのカテゴリの点数、改善の候補
料金 無料
提供会社 Google
公式サイト pagespeed.web.dev

リッチリザルト テスト

構造化データは、ページの中身を検索エンジンに伝えるための書き方です。それが Google 検索の特別な表示(リッチリザルト)に合っているかを確かめます。URL か、ページのコードを入れて使います。JSON-LD・RDFa・マイクロデータの3つの書き方に対応しています。

項目 内容
何が分かるか 検出された構造化データの種類、エラーと警告
料金 無料
提供会社 Google
公式サイト search.google.com

Screaming Frog SEO Spider

サイト全体のページを自動で回り、リンク切れ・リダイレクト・タイトルとメタデータ・重複したページを一覧にします。XML サイトマップの作成や、構造化データの検証もできます。GA・Search Console・PageSpeed Insights とつなぎ、数字を同じ一覧に並べられます。

無料版は 500 URL まで回れます。

項目 内容
何が分かるか リンク切れ、リダイレクト、タイトルとメタデータ、重複ページ、構造化データ
料金 年245ユーロ(1ライセンス。5本以上で安くなる)。税の記載なし
無料で使える範囲 無料版(500 URL まで)
提供会社 Screaming Frog
公式サイト screamingfrog.co.uk
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順位を測るツール

狙う言葉で、自社のページが何位にいるかを毎日記録する道具です。Search Console の掲載順位は平均の値です。決めた言葉の日ごとの上下を追うなら、順位を測るツールを使います。

GRC

登録した言葉の順位を、ボタン1つでまとめて調べます。起動したときや決めた時刻に、自動で調べる設定もできます。過去の順位はすべて記録され、グラフで変化を見られます。自社のサイトだけでなく、競合のサイトの順位も追えます。

パソコンに入れて使うソフトで、対応 OS は Windows 11・10 と Windows Server です。無料版もあり、登録できる項目の数に制限があります。

項目 内容
何が分かるか 登録した言葉の毎日の順位、順位の履歴、競合サイトの順位
料金 ベーシック 月495円/スタンダード 月990円/エキスパート 月1,485円/プロ 月1,980円/アルティメット 月2,475円(税込)。年払いは2か月分安い
登録できる数 ベーシックは URL 5件・言葉500件。上のプランほど増え、アルティメットは無制限
無料で使える範囲 無料版(項目の数に制限あり)
提供会社 有限会社シェルウェア
公式サイト seopro.jp

パソコンに入れる型とクラウド型

順位を測るツールには、パソコンに入れる型と、ブラウザで使うクラウド型があります。GRC はパソコンに入れる型で、自分のパソコンでソフトを動かして順位を調べます。クラウド型は、総合ツールの機能の1つとして入っていることが多い形です。Ahrefs のランクトラッカーや Semrush の順位の計測がこれにあたります。

選ぶときの目安は次の2つです。

  • Windows のパソコンがあり、順位だけを安く追いたい:パソコンに入れる型(GRC は月495円から)
  • 他社との比較もしたい、複数の人で同じ画面を見たい:クラウド型(総合ツールの契約に含まれる。どのプランで使えるかは契約前に確かめる)

総合と競合を分析するツール

他社のサイトがどの言葉で何位にいるか、どこから被リンクを受けているかは、ここに挙げる有料ツールで見ます。Google の無料ツールでは見られない数字です。ただし、ここで出る他社の数字はどれも推定です。自社の成果は Search Console の数字で測り、総合ツールは他社と並べて差を見る道具として使います。

Ahrefs

他社サイトの被リンクと検索される言葉は、サイトエクスプローラーで調べます。言葉の検索数はキーワードエクスプローラーで調べます。自社サイトの問題を見つけるサイト監査と、順位を追うランクトラッカーもあります。AI の回答で自社がどう扱われているかを追うブランドレーダーも備えています。

項目 内容
何が分かるか 他社サイトの被リンク・検索される言葉・順位(推定)、言葉の検索数、サイト監査、順位の計測、AI の回答の追跡
料金 Starter 月4,460円/ライト 月1万9,900円/スタンダード 月3万8,400円/アドバンスド 月6万8,900円/エンタープライズ 月23万900円(年間契約)。いずれも税抜。年払いで最大17%安くなる
無料で使える範囲 Ahrefs Free(自社サイトのデータを取り込み、問題を直すためのプラン)と、無料ツール
提供会社 Ahrefs Pte. Ltd.
公式サイト ahrefs.com

Semrush

言葉と競合の分析、順位の計測、サイトの診断を1つにまとめたツールです。AI 検索で自社がどう見えているかを追う機能もあります。料金はドルで表示されています。

項目 内容
何が分かるか 言葉の分析、競合サイトの分析、順位の計測、サイトの診断、AI 検索での見え方
料金 SEO 月139ドル/Starter 月199ドル/Pro+ 月299ドル(月払い)。年払いでは月117.33ドル/165.17ドル/248.17ドル。Advanced は要問い合わせ
無料で使える範囲 無償版(デモのプロジェクト1件・1日10件のレポートなど)。7日間の無料トライアル
提供会社 Semrush Holdings
公式サイト ja.semrush.com

Keywordmap

競合と市場の分析、キーワード調査に加えて、記事づくりの支援(AI による構成案)まで扱うツールです。GA と Search Console につないで効果を測る機能と、生成 AI の回答を調べる機能もあります。プランはライト・スタンダード・エキスパートの3つです。

項目 内容
何が分かるか 競合と市場の分析、キーワード調査、記事の構成案づくり、GA・Search Console と連携した効果の計測、生成 AI の回答の調査
料金 公式サイトに金額の記載なし(資料のダウンロードか問い合わせ)
無料で使える範囲 7日間の無料トライアル(期間中も終了後も費用はかからないと記載)
提供会社 株式会社CINC
公式サイト keywordmap.jp

ミエルカSEO

言葉を検索意図ごとにまとめて、狙う言葉の組み立てを支えるツールです。競合の分析、記事づくり、AI による記事の生成、順位の計測と GA4 との連携を備えています。AI 検索からの流入を測るなど、GEO 対策(AI 検索への対策)の機能も掲げています。

項目 内容
何が分かるか 検索意図ごとの言葉の分類、競合の分析、記事づくりと AI 記事生成、順位の計測、GA4 との連携、AI 検索からの流入の計測
料金 公式サイトに金額の記載なし(企業の規模や課題に応じた価格。資料請求)
無料で使える範囲 無料トライアル(すべての機能を試せると記載)
提供会社 株式会社Faber Company
公式サイト mieru-ca.com

SEOツールの選び方

SEO ツールは、何の数字を知りたいかと、月の予算で選びます。Google の無料ツールから始め、足りない数字が出てきた種類だけを足すと、使わない機能に払わずに済みます。

目的と予算

ツールは、目的から逆に組み合わせを決めます。下の段に行くほど、上の段のツールに足していく形です。

目的 組み合わせ 料金(公式サイトの表示)
自社のサイトの状態を知る Search Console・GA4 無料
狙う言葉を選ぶ +キーワードプランナー・ラッコキーワード 無料〜月2,475円(ラッコキーワードの月払い)
決めた言葉の順位を毎日追う +GRC 月495円〜2,475円(税込)
他社のサイトと比べる +Ahrefs・Semrush・Keywordmap・ミエルカSEO のどれか Ahrefs 月4,460円〜(税抜)、Semrush 月139ドル〜(月払い)、Keywordmap・ミエルカSEO は金額の記載なし

月の予算が数千円なら、上の3段で足ります。

順位を測るだけで足りるのか、社内向けの報告書までツールで作りたいのかでも、選ぶツールが変わります。報告書まで作りたいなら、契約前に書き出せる形を確かめてください。

有料ツールを契約する前に、次の4つを確かめてください。

  1. 画面の言葉:日本語の画面があるか。料金がドル建てか円建てか
  2. 使える人数:1つの契約で何人がログインできるか。追加の人数の料金
  3. サポート:問い合わせの窓口と、日本語で答えてもらえるか
  4. 報告書の作り方:社内に出す形で書き出せるか(CSV・PDF など)

無料トライアル

有料ツールの多くは、契約の前に試せます。試す前に、何を確かめるかを1つ決めておくと、期間を無駄にしません。たとえば「自社と競合2社の検索される言葉を並べて、狙う言葉が見つかるか」といった形です。

ツール 試せる形
Semrush 7日間の無料トライアル。無償版もある
Keywordmap 7日間の無料トライアル
ミエルカSEO 無料トライアル(すべての機能)
Ahrefs 無料プランの Ahrefs Free と、無料ツール
ラッコキーワード フリープラン(週50クレジットなど)
Screaming Frog SEO Spider 無料版(500 URL まで)
GRC 無料版(項目の数に制限あり)

AI検索への対応

ChatGPT や Google の AI による回答の中で自社がどう扱われているかは、総合ツールの一部で追えます。公式サイトに記載がある機能は次のとおりです。

  • Ahrefs:ブランドレーダー(AI の回答の追跡)
  • Semrush:AI 検索での見え方の追跡
  • Keywordmap:生成 AI の回答の調査
  • ミエルカSEO:GEO 対策(AI 検索からの流入の計測など)

無料でできる確認もあります。自社サイトが AI のクローラー(サイトを読みに来る仕組み)を止めていないかは、ブラウザで確かめられます。手順は「ツールで自社サイトを点検する手順」の表の6行目です。

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入れる順番

ツールは、無料のものから1つずつ足していきます。先に自社の数字を見られる状態を作っておくと、有料ツールを入れたときに、自社の実際の数字と推定の数字を並べて読めます。

SEOツールは「無料のツール」から入れる

  1. ステップ1 Google の無料ツール:Search Console と GA4 を入れ、自社の数字が見られる状態にする
  2. ステップ2 キーワード調査:キーワードプランナーやラッコキーワードで、狙う言葉の候補と検索数を調べる
  3. ステップ3 サイトの点検:PageSpeed Insights・リッチリザルト テスト・Screaming Frog SEO Spider で、直す所の候補を出す
  4. ステップ4 有料ツール:他社と比べる必要が出たら、総合ツールをトライアルで試してから契約する

株式会社FIZは自社のコラムづくりで、自社の数字を Search Console と GA4 で見ています。狙う言葉の検索回数と、その言葉で上位にいるページは Ahrefs で調べています。

ツールで自社サイトを点検する手順

Google のツールと Screaming Frog SEO Spider の無料版で、基本の点検ができます。下の表は、そのまま点検の一覧として使えます。

確かめる項目 使うツール 見る画面・見る所
1. Google に登録されているか Search Console ページのインデックス登録、URL 検査
2. どの言葉で表示されているか Search Console 検索パフォーマンスのクエリ
3. スマホでの表示の速さ PageSpeed Insights Core Web Vitals(スマホの結果)
4. 構造化データ リッチリザルト テスト 検出されたアイテムと、エラー・警告
5. リンク切れ・タイトルの抜け・重複 Screaming Frog SEO Spider(無料版) 回った結果の各タブ
6. 検索用と AI 用のクローラーを止めていないか ブラウザで robots.txt を開く User-agent と Disallow の行

6行目の robots.txt は、サイトのどの URL を読んでよいかをクローラーに伝えるファイルです。ブラウザで「https://(自社のドメイン)/robots.txt」を開きます。次の名前の下に「Disallow: /」が書かれていないかを見ます。「Disallow: /」は、サイト全体を読ませない書き方です。

User-agent に書く名前 何のクローラーか(各社の公式の説明)
Googlebot Google 検索のクローラー
Google-Extended Gemini の学習などに使わせるかを決めるための名前。Google 検索の登録や順位には影響しないと Google が説明している
OAI-SearchBot ChatGPT の検索機能の結果にサイトを出すためのクローラー
GPTBot OpenAI の生成 AI の学習に使われるかもしれない内容を集めるクローラー

ChatGPT の検索の結果にサイトを出したいなら、OAI-SearchBot を止めていないかを見ます。学習に使わせるかどうかは、GPTBot と Google-Extended で別に決められます。なお Google は、robots.txt はページを検索結果から外すための仕組みではないと説明しています。検索結果に出したくないページには、noindex(検索結果に出さないよう伝える指定)を使います。

出どころ:

点検の結果の見方

問題がいくつも見つかったときは、検索結果に出られるかに近いものから直します。

  1. Google に登録されていないページ:登録されていないページは、検索結果に出ません。URL 検査で理由を見て、直したら登録をリクエストします
  2. 表示の速さ:Core Web Vitals で「不良」と出たページから見ます。PageSpeed Insights の改善の候補が、直す所の手がかりになります
  3. タイトルの抜け・重複:Screaming Frog SEO Spider の一覧で、タイトルが空のページと、同じタイトルが並ぶページを直します

点検は1回で終わりではありません。ページを足したり、サイトを作り直したりしたあとにもう一度回すと、新しく出た問題に早く気づけます。

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サイト作りの道具ごとのSEOの設定

使っている道具によって、SEO の設定ができる項目と、その場所が違います。道具の側で自動で入る設定もあります。「自分で入れるもの」と「入れなくてよいもの」を先に分けると、設定の抜けを防げます。

道具 自分で設定できる SEO の項目 自動で入るもの 公式ヘルプ
Shopify タイトルタグ、ページごとのタイトルとメタディスクリプション、URL、画像の代替テキスト canonical タグ、sitemap.xml、robots.txt、ストア名を含むタイトルタグ(テーマによる)、SSL help.shopify.com
Wix タイトルタグ、メタディスクリプション、URL、構造化マークアップ、検索エンジンに登録させるか、SNS でシェアしたときの表示 ページの種類ごとの既定の SEO 設定、canonical、URL を変えたときのリダイレクト(選んだ場合) support.wix.com
STUDIO タイトルと説明文、ファビコン、カバー画像(OGP)、見出しの HTML タグ、画像の代替テキスト、サイトマップ、404 ページ サーバー側で完成した HTML を返す公開の仕組み(2026年6月11日以降に作ったプロジェクトが標準) help.studio.design

2026年10月22日時点の各公式ヘルプの情報です。

ネットショップ(Shopify・BASE)

Shopify では、canonical タグ・sitemap.xml・robots.txt・SSL が自動で入ります。店側で入れるのは、ストア全体のタイトルタグです(「オンラインストア」の「設定」)。商品・コレクション・ブログ記事・固定ページごとに、タイトル・メタディスクリプション・URL も入れます。商品画像の代替テキストは、メディアライブラリで入れます。

BASE の設定は、BASE の公式ヘルプで確かめられます。

ホームページ作成(Wix・STUDIO・Jimdo)

Wix は、ページの種類ごとに既定の SEO 設定が入ります。ページごとに、タイトルタグ・メタディスクリプション・構造化マークアップを上書きできます。URL を変えたときは、古い URL からのリダイレクトを選んで作れます。

STUDIO は、タイトルと説明文、カバー画像(OGP)、見出しの HTML タグ、画像の代替テキストを設定します。CMS の記事の見出しは h2 から始まる決まりです。2026年6月11日から、公開サイトはサーバー側で完成した HTML を返す形になりました。それ以降に作ったプロジェクトは、この形が標準です。

Jimdo の設定は、Jimdo の公式ヘルプで確かめられます。

SEOツールだけで足りないとき

ツールで分かることと、人が決めること

ツールが出すのは、数字と、直す所の候補までです。どの言葉を狙うか、どのページから直すか、何を書くかは、ツールの画面には出てきません。たとえば Search Console で、表示回数が多いのにクリックが少ない言葉が見つかったとします。タイトルを変えるのか、ページの中身を足すのかを決めるのは人です。

会社に頼むときに確かめること

社内で判断と作業の手が回らないときは、SEO の会社に任せる方法もあります。その場合、ツールの費用と数字の扱いを、契約の前に確かめてください。

確かめること 聞き方の例
ツールの費用が月額に入るか 「分析ツールの利用料は、月額に含まれますか」
どのツールの数字で報告するか 「報告書の数字は、Search Console の数字ですか、有料ツールの推定ですか」
解約したらデータを持ち帰れるか 「解約したあと、Search Console の権限やツールのデータは自社に残りますか」

Search Console と GA4 は、自社のアカウントで作り、会社には権限を渡す形にします。そうすれば、解約しても数字の履歴が自社に残ります。

株式会社FIZのSEOコンサルティングは、Webサイト解析とキーワード設計から受け持ちます。サイト内部の見直し、記事の制作、月次の報告まで任せられます。

SEO CONSULTING 検索で見つかり、問い合わせにつながるサイトへ。 SEOコンサルティング サービスを見る RELATED ARTICLE あわせて読みたい SEO対策の費用相場は月10万〜50万円|内訳と見積もりの見方 SEO対策の費用相場は月10万〜50万円|内訳と見積もりの見方 SEO対策を外注しようと何社かに見積もりを頼むと、月10万円の会社もあれば50万円を超える会社もあります。同じ「SEO対策」なのに何が違うのか、どの金額が妥当なのか分からず、社内で予算を説明できないままになっていませんか。 この記事でわかる… READ MORE →

SEO対策ツールのよくある質問

無料と有料のツールで、数字が違うのはなぜですか?

数字の出どころが違うためです。Search Console の数字は、Google が自社サイトについて持っている実際の値です。有料ツールの検索数や流入は、各社が集めたデータから計算した推定の値です。

有料ツールどうしでも、推定の仕方が違うため数字はそろいません。比べるときは、同じツールの中で、自社と他社や先月と今月を並べてください。

ツールでGoogleのアルゴリズムは分かりますか?

分かりません。Google は、順位はたくさんの要素とシグナルを見る自動のシステムで決まると説明しています。BERT・RankBrain・PageRank・SpamBrain など、主なシステムの名前も公表しています。ただ、各システムがどの要素をどれだけ重く見ているかは、どのツールにも出てきません。

アップデートの影響は、Search Console の検索パフォーマンスで、前と後の期間を比べて確かめます。主なシステムの一覧は、Google 検索セントラルの「Google 検索のランキング システム ガイド」にあります。

SEO対策のテンプレートはありますか?

自社サイトの点検には、この記事の「ツールで自社サイトを点検する手順」の表が、そのまま点検の一覧として使えます。6つの項目を上から順に確かめる形です。

SEO の基本を一通り押さえるなら、Google の「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」があります。

SEOツールは何人まで使えますか?

ツールとプランによって違います。公式サイトで確かめられた範囲は次のとおりです。

ツール 使える人数
Google Search Console 所有者のほかに、フルユーザー・制限付きユーザー・協力者を合わせて100人まで追加できる
Ahrefs ライト・スタンダード・アドバンスドはプランに1人を含む。追加は1人あたり月6,160円(ライト・2人まで)/9,240円(スタンダード・5人まで)/1万2,320円(アドバンスド・10人まで)。税抜
Semrush 追加のユーザーは月45ドルから
Screaming Frog SEO Spider ライセンスは1人ごと

複数の部署で同じ数字を見るなら、人数の追加にかかる月額も予算に入れてください。

まとめ

SEO対策ツールは、最初に Search Console と GA4 を入れ、自社の実際の数字を見られるようにします。次に、点検の表で自社サイトを1周確かめ、他社と比べる必要が出てから有料ツールをトライアルで試してください。

株式会社FIZは、Z世代に届くSNSマーケティング・インフルエンサー施策に強みを持つ会社です。SEO とあわせて、SNS や広告、AI 検索への対策まで1つの窓口で相談できます。

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