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SEO対策は個人に依頼できる?費用とメリット・デメリット

SEO対策は個人に依頼できる?費用とメリット・デメリット

SEO 会社の見積もりを見て、「個人に頼めば、予算の中で SEO を始められるのでは」と考えている方もいるはずです。ただ、個人に頼んだときに何を任せられて、何が社内の仕事として残るのかが見えないと、社内で頼み先を説明できません。

SEO対策は個人にも頼めます。ただし、目的の設計や毎月の振り返りなど、頼まなかった作業は社内に残ります。

この記事でわかること

  • 個人・SEO 会社・社内の料金と頼める範囲の違い
  • 個人に頼むメリットとデメリット
  • 個人への依頼が向く会社の条件
  • 個人の探し方と見極め方
  • 頼む前に決めておく権限と書面

自社が個人に頼んでよいか、頼むなら何を任せて何を社内に残すかを決められます。

SEO対策を個人に依頼するときの違い

SEO対策は、個人(フリーランス)にも依頼できます。会社に頼む場合と大きく変わるのは料金よりも、頼める範囲と、社内に残る仕事の量です。個人に頼むと月額は下がり、そのぶん目的の設計や毎月の振り返りを社内で持つことになります。

個人・SEO会社・社内の比較

3つの依頼先は、料金・頼める範囲・止まったときの扱いで違いが出ます。月額は個人がいちばん低く、社内でやれば外に払う費用はかかりません。

依頼先 月額の目安 頼める範囲 止まったとき 向いている会社
個人(フリーランス) 5万〜25万円 記事・調査・点検・助言のどれかに絞る形が中心 代わりの担当がいない 目的と追う数字を社内で決められる
SEO 会社 専門の中小の会社 15万〜40万円/大手・広告代理店 30万〜100万円 設計から記事・サイトの改修・報告まで 会社の中で担当を替えられる 設計から任せたい
社内でやる 外に払う費用は0円(担当者の人件費は別) 社内の人ができる範囲 担当の異動や退職で止まる SEO の分かる人と時間がある

月額の目安は、@SOHO が依頼先の種類ごとに挙げる幅です。出典は「SEO対策の費用相場|月額料金の目安と依頼先タイプ別のコスト内訳 2026」(2026年8月22日更新)です。元になった調査は記事に書かれておらず、記事を書いた会社の見立てです。SEO・広告・SNS をまとめて頼める広告代理店も、表では SEO 会社の行に入ります。

どれを選ぶかは、料金の列より「頼める範囲」の列で決まります。範囲から外れた作業は、社内の誰かが受け持つことになるためです。

SEO 会社の例として、株式会社FIZ の SEOコンサルティングは、料金を会社ごとに見積もります。目安は月額10万〜20万円以上、契約は半年から、初期費用は要相談です。範囲は、追う数字と狙う言葉の設計、Webサイトの解析、サイト内部の見直しと画面の改善です。記事の制作と、月次レポート・定例会も入ります。

SEO CONSULTING 検索で見つかり、問い合わせにつながるサイトへ。 SEOコンサルティング サービスを見る

個人に頼みやすい作業と頼みにくい作業

個人に頼みやすいのは、範囲と終わりがはっきりした作業です。頼みにくくなるのは、設計・記事・サイトの改修・報告を毎月同時に回す仕事です。1人で受け持つ形のため、並行して動かせる作業の数に上限があるからです。

作業 個人への頼みやすさ 理由
記事の執筆 頼みやすい 本数と納期で区切れる
狙う言葉の調査 頼みやすい 調べた言葉の一覧を納めて終わる
サイトの点検(1回) 頼みやすい 点検と報告の1回で終わる
方向性の助言 頼みやすい 月1回の相談など、時間で区切れる
サイト内部の修正 人による サイトを直す権限と、制作会社との調整が要る
設計・記事・改修・報告を毎月まとめて 頼みにくい 同じ月に別々の作業が並ぶ

頼み方は、作業そのものを代わりに引き受けてもらう形と、社内で進められるように助言だけを受ける形に分かれます。助言の形では、手を動かすのは自社です。個人に声をかけるときは、どちらを求めているかを最初に伝えてください。

個人の料金

SEO対策を個人に頼む費用は、月額で頼むなら5万〜25万円が目安です。月額のほかに、1回ごと・1時間ごと・1文字ごとに払う形もあります。

料金の形 目安 出どころ
月額 5万〜25万円 @SOHO「SEO対策の費用相場|月額料金の目安と依頼先タイプ別のコスト内訳 2026」(2026年8月22日更新)
相談(1回) 2万〜5万円 仁頼「SEO対策、誰に相談すべき?社内・フリーランス・代理店のメリデメを徹底比較」(2026年7月21日更新)
サイトの技術面の改善(1回) 5万〜30万円 @SOHO「SEO対策は個人と代理店どっちが安い?|料金差と向き不向きの比較」(2026年8月22日更新)
記事の執筆 1文字1〜5円 同上
時間で頼む 1時間5,000〜15,000円 StockSun「SEO業界で活躍!フリーランスコンサルタントのリアル」(2026年9月24日更新)

どの記事も元にした調査は示しておらず、それぞれの会社の見立てです(2026年10月19日時点)。

1回ごと・1時間ごと・1文字ごとの形は、作業の量に合わせて払います。頼む範囲を絞るほど、支払いもそのまま下がります。

成果報酬型は、狙う言葉が上位に入った日数に応じて払う形です。払うのは上位に入った日の分だけです。この形の提案を受けたら、どうやって順位を上げるのかを必ず聞き、下の「避けたい提案」に当たらないかを確かめてください。

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費用が下がる理由

個人の料金が下がるのは値引きではなく、外に出る作業が少ないからです。SEO 会社に頼むと、記事の執筆に加えて、サイト内部の見直しと、目的・狙う言葉の設計と毎月の報告まで外に出ます。個人に記事だけを頼むと、外に出るのは記事の執筆の1層です。

個人に頼むと「外に出る作業」が減る

残る2層、つまりサイト内部の見直しと、設計と毎月の報告は、社内の誰かが持つことになります。月額の差は、この2層を社内で持つ手間と引き換えです。個人に頼むと決める前に、2層を社内の誰が持つかを名前で決めてください。持つ人がいないまま始めると、記事は増えても、どの言葉を狙い、結果をどう読むかが決まらないまま進みます。

個人に頼むメリット3つ

個人に頼むメリットは3つです。月額が下がること、同じ人が分析から作業まで担当すること、短い契約やスポットに応じやすいことです。どれも、1人で仕事を受ける働き方だから得られる点です。

1 月額が下がる

月額の目安は5万〜25万円で、SEO 専門の中小の会社(15万〜40万円)より低い所から始められます。予算が合わずに SEO そのものを先送りしていた会社でも、記事や点検に範囲を絞れば始められます。

下がるのは外に払う月額で、社内の手間はそのぶん増えます。会社の見積もりと比べるときは、社内に残る作業に担当者が月に何時間使うかを見積もります。その時間に時給を掛けた額を、個人の月額に足してください。そうすると、会社の見積もりと同じ物差しで並べられます。

2 同じ人が分析から作業まで担当する

個人に頼むと、打ち合わせの相手がそのまま分析も記事も手がけます。会社では、営業・コンサルタント・記事の書き手が別の人になることがあります。間に人が入らないぶん、伝えた事業の事情や言葉づかいが作業にそのまま届きます。

その代わり、契約前に見せてもらう過去の成果は、その人自身が手がけたものかを確かめてください。見た成果の進め方が、そのまま自社の仕事の進め方になります。

3 短い契約やスポットに応じやすい

個人は、サイトの点検だけ、記事10本だけといった区切った依頼に応じやすい働き方です。SEO 会社には、株式会社FIZ のように半年からの契約を置く会社もあります。個人なら、1回の点検や月単位の助言から試せます。

最初に点検だけを頼み、出てきた直す所を見てから次に何を頼むかを決める、という順番も取れます。

個人に頼むデメリット3つ

デメリットも3つで、どれも1人で受け持つ形から起きることです。同時に進められる作業の量に限りがあること、代わりの人がいないこと、腕前と進め方の幅を始める前に読みにくいことです。どれも、頼み方を先に決めておけば困らずに済みます。

1 同時に進められる作業の量

記事を月に何本、サイトの修正を何か所、と作業が重なると、1人で動かせる量を超えます。SEO では記事・サイトの改修・数字の振り返りが同じ月に並ぶため、範囲を広げるほど上限に近づきます。

契約前に「いま何社を担当していて、月に書ける記事は何本までですか」と聞いてください。数で答えが返らない場合は、最初の月の本数を少なめに置いて始めます。

2 代わりの人がいない

体調やほかの案件の都合で手が止まると、その間の作業も止まります。会社なら担当を替えて続けられますが、1人で受ける契約にはその仕組みがありません。

備えは2つです。サイトの権限と記事のデータを自社側に置いておくこと。何日連絡が無ければどうするかを、書面で決めておくことです。2つがあれば、止まったときも別の人に続きを頼めます。

3 腕前と進め方の幅

SEO の仕事は資格が無くても始められるため、経験の長さも得意な分野も人によって大きく違います。記事が得意な人、サイトの技術面が得意な人、戦略の助言が得意な人では、同じ「SEO対策」でも出てくるものが違います。

始める前に、頼みたい作業と相手の得意が合っているかを確かめてください。候補に会うときは、どの作業で成果を出してきた人かを最初に聞きます。

個人への依頼が向く会社と向かない会社

個人への依頼がうまくいくかは、予算よりも、社内にどんな人と権限が残っているかで決まります。StockSun の記事は、企業が SEO のフリーランスを使う背景を3つ挙げています。社内の SEO 人材の不足、AI の登場で複雑になった SEO への対応、費用を抑えたいことです。予算の事情で個人を考える場合も、先に社内の人と権限を確かめてください。

社内に必要な3つ

個人に作業を渡すには、社内に次の3つが要ります。3つそろえば、記事や点検を個人に渡しても進みます。1つでも欠けるなら、設計から会社に任せるほうが止まりません。

  1. 目的と追う数字を決める人——何の問い合わせを増やすか、どの数字で成果を見るかを決め、個人に作業の方向を示せる人です
  2. サイトを直せる人と権限——個人が出した直す所を、自社か制作会社の手で反映できる状態です。直す人がいないと、提案が溜まるだけになります
  3. 記事の中身を確かめる人——自社の商品やサービスの事実を、公開前に確かめられる人です。事実の誤りは、外の書き手だけでは気づきにくいためです

社内に「3つ」あれば個人に作業を渡せる

3つのうちどれが欠けているかで、会社に頼む範囲も決まります。目的と追う数字を決める人がいなければ設計から、サイトを直せる人がいなければ改修まで、会社に頼む範囲に入れてください。

相談先の選び方

迷ったときは、次の4つを上から順に確かめてください。

  1. 予算が会社の見積もりに届くか——届かないなら、範囲を絞って個人に頼むか、社内で始める
  2. 社内に必要な3つがそろっているか——そろっていれば個人に作業を渡せる。欠けていれば会社に頼む
  3. 設計から相談したいか——したいなら会社か、設計の助言ができる個人に頼む
  4. SEO 以外も一緒に動かすか——サイトの改修・SNS・広告も動かすなら、窓口が1つの会社が進めやすい

どの頼み先を選ぶにしても、相談の前に現状の数字(検索からの流入・問い合わせ数)と予算を1枚にまとめてください。同じ1枚を複数の相手に渡して相談すると、返ってくる答えの違いがそのまま相手の違いとして見えます。

個人と会社の組み合わせ

個人か会社かは、どちらか1つに決める必要はありません。目的の設計と毎月の報告は会社に、記事の執筆は個人に、と作業ごとに分けて頼む形もあります。

会社の側にも、範囲を切って受けるところがあります。株式会社FIZ の SEOコンサルティングは、記事の制作だけ、画面の改善だけの依頼も受けています。

分けて頼むときに決めるのは、記事の狙う言葉と構成を誰が決めるかと、個人の書いた記事を誰が確かめるかの2つです。決めないまま始めると、会社の設計と個人の記事が別々の方向に進みます。

個人の探し方と見極め方

個人は、クラウドソーシング・フリーランスのエージェント・SNS やブログの発信・知人の紹介の4つの経路で探せます。どの経路で見つけても、見極めで見るのは、他社のサイトで出した成果と、進め方を説明できるかの2点です。

個人を探す経路

4つの経路は、確かめやすいことと、注意することが違います。1つの経路に絞らず、同じ条件を複数の経路に出して比べることもできます。

経路 確かめやすいこと 注意すること
クラウドソーシング(ランサーズ・クラウドワークスなど) 過去の取引の件数と評価 評価の件数が、SEO の仕事の件数とは限らない
フリーランスのエージェント 事前に選ばれた候補 仲介の費用が料金に加わる
SNS やブログの発信 考え方と知識の深さ 発信の上手さと、他社のサイトでの成果は別
知人の紹介 実際に頼んだ人の感想 条件を書面に残さずに始めやすい

仁頼の記事は、腕前を判断する手がかりを2つ挙げています。SEO のブログや SNS での発信の中身と、勉強会やセミナーでの登壇です。紹介で見つけた人にも、同じ基準を当てるよう勧めています。

確かめる実績

見るのは、その人が自分のサイトで取った順位ではなく、他社のサイトで出した成果です。自分のサイトなら、狙う言葉も書き方も自由に選べます。他社のサイトでは、商材と社内の確認に合わせて進める必要があります。

候補に聞くのは次の4つです。

  1. 同じ業種か、近い言葉で出した成果(どの言葉で、何位から何位になり、問い合わせは増えたか)
  2. その成果のために何をしたか(記事・サイトの修正・設計のどれか)
  3. 成果が出るまでにかかった期間
  4. その成果に本人がどこまで関わったか(1人で担当したか、チームの一員だったか)

プロフィールの評価の点数と件数だけで決めず、4つに答えが返る人を候補に残してください。取引先の名前を出せない場合は、名前を伏せた画面や、数字の推移で確かめられます。

Google が示す確認の質問

Google は「SEO 業者の利用を検討する」で、依頼する前に業者へ聞く質問を挙げています。そこから個人にも使える6つを、そのまま聞ける形に直すと次のとおりです。

  1. 過去に手がけた作業の例と、成果が出た事例を見せてもらえますか
  2. Google 検索の基本事項に沿って進めますか
  3. どんな結果を、いつごろ期待でき、何で測りますか
  4. 同じ業種のサイトを手がけた経験はありますか
  5. サイトに加えた変更と、その理由を説明してもらえますか
  6. 自社の事業や競合、顧客がどう探しているかについて、何を知っておきたいですか

6つ目は、相手が自社の事業に関心を持っているかを見る質問です。答えを候補ごとに書き留めておくと、あとで並べて比べられます。

避けたい提案

同じ Google のページは、注意すべき業者の特徴も挙げています。個人に頼むときにも当てはまるのは、次の3つです。

  • 検索順位や、検索結果の上位への掲載を保証する
  • リンクを使った集客や、何千もの検索エンジンへの登録の効果を宣伝する
  • 何のために何をするのかを説明しない

3つのどれかに当たる提案は、料金が安くても避けてください。順位を上げる目的でリンクを売り買いすることは、Google のスパムに関するポリシーが違反として挙げている手法です。

個人に任せる前に決めること

任せる前に決めることは5つです。目的と追う数字の分担、サイトとツールの権限、書面、報告と打ち合わせの頻度、止まったときの扱いです。どれも、相手が止まっても自社の手元に作業と権限が残るようにするための準備です。

目的と追う数字の分担

個人に記事だけを頼むなら、何の問い合わせを増やすか、どの言葉で検索されたいかを誰が決めるかを先に決めてください。社内で決めるか、相手に頼むかです。

会社に頼む場合は、この設計が作業の前の工程として入ります。株式会社FIZ の SEOコンサルティングでは、契約の後に、追う数字と狙う言葉の設計を行います。そのあとで、サイト内部の見直しや記事の制作に入ります。個人に記事だけを頼むと、この設計の工程が抜けたまま書き始めることになります。

設計を社内で持つなら、狙う言葉の一覧と、記事ごとにどの問い合わせにつなげるかを1枚にまとめてから渡してください。設計も個人に頼むなら、記事とは別の作業として見積もりを出してもらいます。

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サイトとツールの権限

WordPress・Search Console・GA4 は自社名義のまま、作業に要る権限だけを相手に渡します。進める順番は次の3つです。

  1. 自社のアカウントを用意する(相手に作ってもらわない)
  2. 作業に要る権限だけを、相手のアカウントに渡す
  3. 契約が終わったら、その権限を外す

権限は「自社名義のまま」渡す

ツール 渡す権限の例
Search Console 点検だけなら「制限付きユーザー」(ほとんどのデータを見られるが、サイトマップの送信などはできない)。作業まで頼むなら「フル ユーザー」
GA4(Google アナリティクス) 数字を見るだけなら「閲覧者」。分析した画面を共有してもらうなら「アナリスト」
WordPress 記事を公開まで任せるなら「投稿者」。下書きまでなら「寄稿者」。サイト全体の設定を変えられる「管理者」は、修正の作業が要るときだけにする

権限の名前は、2026年10月時点の各ヘルプによります。Search Console ヘルプ・アナリティクス ヘルプ・WordPress のサポートです。

Google も「SEO 業者の利用を検討する」で、監査の提案を受けたときの渡し方を勧めています。渡すのは Search Console の読み取りの権限だけで、この段階では書き込みの権限は渡しません。

ログインの情報そのものを共有すると、契約が終わるたびにパスワードを変える必要があります。変え忘れると、相手が入れる状態のままになります。権限で渡しておけば、終わったときは各ツールのユーザーの一覧から相手を外すだけです。Search Console では、「設定」の「ユーザーと権限」から外せます。

書面に残す項目

個人に頼むときも、条件は書面かメールで残します。従業員を雇っていない個人に仕事を頼むと、フリーランス法の対象になるためです。正式な名前は「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」で、2024年11月1日に施行されました。

この法律では、仕事を頼んだ側が、業務の内容・報酬の額・支払期日などの取引の条件を示す必要があります。頼んだらすぐに、書面か、メール・チャットなどで示します。口頭だけの取り決めは認められていません。従業員を雇っている会社(法人は役員が2人以上の場合も含む)には、支払期日の決まりもあります。納品を受けた日から数えて60日以内の、できるだけ早い日に決めます。詳しくは公正取引委員会のフリーランス法のページで確かめられます。

SEO の依頼では、次の6つを書いておくと、後から食い違いが起きにくくなります。

項目 SEO の依頼で書くこと
作業の範囲 記事・調査・点検・修正のどれを、どこまで頼むか
月の本数や頻度 記事は月に何本、点検は何回か
報酬と支払期日 月額か1本ごとか、いつ払うか
納期 原稿を出す日と、こちらが修正を返す日
秘密保持 公開前の商品の情報や、Search Console で見た数字を外に出さないこと
記事の権利 納めた記事を、自社が自由に直して使い続けられること

見積もりの段階で「作業の範囲」と「月の本数や頻度」が書かれていなければ、書き足してもらってください。この2つが無いと、払った分の作業が進んだかを確かめられません。

報告と打ち合わせの頻度

毎月の報告で何を見るかと、打ち合わせを月に何回持つかは、始める前に決めます。報告に入れてもらうのは、次の4つです。

  • 検索からの流入
  • 狙った言葉の順位
  • 問い合わせ数
  • その月にした作業と、次の月にする作業

順位は日によって上下するため、1か月の動きだけで続けるかどうかを決めないでください。3か月ごとなど、続けるかを判断する時期を契約の前に決めておきます。

個人に任せきりにしない仕組み

記事の原稿・画像・狙う言葉の一覧は、自社が管理する保存先に置いてもらいます。相手の端末にだけある状態だと、連絡が取れなくなったときに手元に何も残りません。

あわせて、何日連絡が無ければ契約を終えるか、そのとき作りかけの原稿をどうするかを書面に入れておきます。毎月の作業の記録(どの記事を書き、サイトのどこを直したか)も、同じ保存先に残してもらいます。別の人に頼み直すときに、そのまま渡せます。

個人からSEO会社に切り替える時期

個人から SEO 会社への切り替えを考える時期は2つです。記事を増やしても問い合わせが増えないときと、サイトの改修や SNS・広告と一緒に動かしたいときです。切り替えるときは、権限・記事のデータ・狙った言葉の一覧・毎月の数字の記録を引き継ぎます。

記事を増やしても問い合わせが増えないとき

記事の本数を重ねて検索からの流入は増えたのに、問い合わせが増えないことがあります。この段階で要るのは、記事を書く作業より、どのページから問い合わせに進んでいるかを数字で見て、画面を直す作業です。

記事だけを頼んでいる契約では、その作業が範囲に入っていません。サイトの解析と画面の改善まで頼める相手に移る時期です。

サイトの改修やSNS・広告と一緒に動かしたいとき

SEO は成果が出るまでに時間がかかるため、その間の集客を SNS や広告で補う進め方があります。施策を同時に動かすと、依頼先ごとに方針を伝え、結果をまとめる手間が増えます。窓口が1つなら、方針を一度伝えれば済みます。

株式会社FIZ では、SEO に加えて、SNS・広告・クリエイティブ制作の相談も同じ窓口で受けています。

切り替えるときに引き継ぐもの

新しい依頼先に移る前に、個人から次の4つを受け取っておきます。

  1. サイトとツールの権限(相手の権限を外し、新しい依頼先に付け直す)
  2. 記事の原稿と、画像の元データ
  3. 狙った言葉の一覧と、記事ごとの狙い
  4. 毎月の数字の記録と、した作業の記録

4つがそろわないと、新しい依頼先は、どの言葉で何を試したかを調べ直すところから始めることになります。

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SEO対策を個人に依頼するときのよくある質問

成果が出るまでどのくらいかかりますか

数か月はかかると見てください。株式会社FIZ の SEOコンサルティングでも、成果までの目安を3か月〜半年としています。個人に頼む場合も、最初の1か月の順位だけで判断せず、判断する時期を先に決めて見てください。

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相談だけ頼んで、作業は自社でできますか

できます。1回ごとの相談や、月1回の助言として頼む形です。仁頼の記事も、戦略や優先順位の整理を専門家に頼み、実行は社内で行う形を、フリーランスに向く使い方に挙げています。この形では、助言を受けて記事を書く人とサイトを直す人が社内に要ります。

サイトの制作会社に SEO も頼めますか

頼める場合もあります。ただ、制作会社の言う「SEO対策」の中身は会社ごとに違います。ページの作りを整えることだけの会社も、記事の制作や毎月の報告まで入る会社もあります。何をするのかを、書面で確かめてから頼んでください。

頼む前に自社でできることはありますか

あります。Search Console と GA4 をサイトに入れておくことです。検索からの流入と問い合わせの数を見られるようにします。どちらも無料で使えます。あわせて、SEO で増やしたいもの(問い合わせ・資料請求など)と月の予算を言葉にしておきます。そうすると、個人にも会社にも同じ条件で相談できます。

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AI検索の対策も個人に頼めますか

頼める人もいます。ChatGPT や Google の AI の答えに自社が出るための対策で、AEO や GEO とも呼ばれます。Google は「SEO 業者の利用を検討する」で、AI 機能向けの助言を受けたときの確かめ方を書いています。その助言が、生成 AI 機能向けの Google 検索の公式ガイダンスに沿っているかを見ます。株式会社FIZ の SEOコンサルティングでは、AI検索の対策も一緒に頼めます。

AIO CONSULTING AI に聞かれたとき、自社が正しく紹介される状態へ。 AIO対策コンサルティング サービスを見る

まとめ

SEO対策は個人にも頼めます。決め手は月額より、目的の設計・サイトの修正・記事の確認という社内に残る仕事を、誰が持てるかです。まずは社内に必要な3つがそろっているかを確かめてください。そろっていれば範囲を決めて個人に、欠けていれば設計から会社に相談します。

株式会社FIZは、Z世代に届くSNSマーケティング・インフルエンサー施策に強みを持つ会社です。SEOコンサルティングでは、追う数字と狙う言葉の設計から、サイトの見直し・記事の制作・毎月の報告までを受け持ちます。個人と会社のどちらに頼むか迷っている段階のご相談も受け付けています。